ライフ・オブ・パイ専用ザク格納庫

映画ライフオブパイの超長編ネタバレ/その他映画のレビュー/あと気がむいたときに羽生くんを応援

ライフ・オブ・パイ

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●オープニング・テンプレ●●●●●●●●●●●●●●●●●●
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このブログは映画『ライフ・オブ・パイ』の、激ネタバレ レビューです。
映画をまだ観ていない方はご遠慮ください。
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すでに作品を鑑賞済みの方は、
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↓スタート
2013年10月30日→http://d.hatena.ne.jp/chap-chap3/20131030
2013年10月31日→http://d.hatena.ne.jp/chap-chap3/20131031
2013年11月01日→http://d.hatena.ne.jp/chap-chap3/20131101
2014年01月25日→http://d.hatena.ne.jp/chap-chap3/20140125

…以下、カレンダーか記事の一覧から
2014年4月〜 の順にお進みください。.
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前回(2014/08/01)の記事に下記のコメントをいただきました。本日の記事はその返答です。
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コメント投稿者:たこすけちん様 2014/08/28 22:38
>連投スミマセン、トラ=パイ・お父さんだとすると、ハイエナは誰なんでしょう? オラーウータン=母、シマウマ=兄とすると、どうしてもハイエナだけが空白になります。

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たこすけちん様への返答
ハイエナについての具体的なご質問ありがとうございます。
確かに、自分だけで納得してしまって説明不足でした。
現在、漂流中の真相を理解した上での見どころ(ライターと話しているときの中年パイの微妙な表情とか)を書いている途中ですが、もういっぺん『虎の話』=漂流中の映像に戻って説明を付け加えなければならないなと思いました。
コメント欄では字数が足りそうもないので、記事本文で書きます

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肝心な点は、人物=動物 という一対一の単純な当てはめ方では解けないということです。
ハイエナ=コック なら、ハイエナがネズミを食べるシーンがあってしかるべきですが、スクリーン上ではリチャパがネズミを食べています。
その時点でライターの言葉に惑わされず見直しを試みなければなりません。

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「辻褄が合わないから駄作だ」と作品のせいにすればそこで止まってしまいます。
「ハイエナは誰?」ではなく、「ハイエナは何?」と模索すれば道が開けます。

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それと、パイが物語を創作したのは生還してからです。
漂流1日めから日記のように書き出したわけではありません。
このあたりがヒント。

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まずはじめに、
考え方のバックグラウンドとして要素(element)の抽出ということを念頭においていただきたいと思います。

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例えば一皿の料理を説明する場合、原材料と分量を示す方法があります。
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豚肉100g/
シイタケ大3コ/
人参 中1本/……みたいに、
いわゆるレシピというやつ。

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それとは別に、出来上がった一皿を栄養素別に表記する方法もあります。
トータルで何カロリーか、ビタミンB1が何mg、ビタミンCは何mg…とか。
この場合、ビタミンB1は、豚肉由来のものもシイタケやその他の野菜由来のものもひっくるめての数値です。

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ライフ・オブ・パイ』という映画にふさわしくないオバサンぽい例えでごめんなさいまし。
一つ一つの具象(人物/動物/物体/状況)から、パイが何を感じ取ったか、パイにとって“それ”はどういう意味を持ったか、という観点から捉えなおすという意味です。
“動物”がそのまんま“人物”に当てはまるようなつくりではないので。

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予備知識として、
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迷信に支配されていた時代、人々は疫病神という架空の存在を想定し、それを病苦・病死の元凶だと思い込むことで、納得できないことをなんとか乗り越えようとしてきました。
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病原体=悪 ではないし、伝染病が流行っても罹患する人しない人、病死する人もいれば回復する人も。
原因は多岐にわたります。
諸々の要因を科学的に解明・識別できないため、ひとくくりに具象化・擬人化した疫病神を想定し、祟らないように祈ったり、疫病神から守ってくれるように神仏に祈願したりしたわけです。
現代でも、原因が特定できない、防ぎようがない不幸や不運が連続して起こると「疫病神に取り憑かれているみたいだ」という言い方をいたします。
こうした心理のメカニズムは洋の東西を問わず共通で、
ヨーロッパの悪魔の体系には蝗(イナゴ)の悪魔がいます。(→ 蝗の悪魔 で検索)
名称・起源には諸説ありますし脚色もさまざまですが、蝗害への恐怖が由来と解釈されています。

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資料本『悪魔の美術と物語』
ISBN4-568-40054-6 C 3070<サン・スヴェールの黙示録>11世紀中葉
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↑ 黙示録のエピソードの図像化なので蝗の写実性がいまいち。
他の資料で、人面イナゴみたいな悪魔が畑を飛び交っていて、蝗害に絶望する農民が描かれている中世の作者不詳の絵を見た覚えがあって、図書館で探したんですが再会できませんでした。

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たった1匹のイナゴが悪魔に変じるのではなく、陽が陰るほどのイナゴの大群に一年の農作業の成果をあっと言う間に食い尽くされる絶望感、その後に確実に襲ってくる飢餓地獄、それらの苦痛すべてをひっくるめて、数ヶ月間の因果関係を俯瞰しての“蝗の悪魔”なのです。
種々の要因から成り立つ厄災を一つのシンボル→悪魔の姿で表し伝承する。
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【ハイエナは?】
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私は、ハイエナはパイが空想でこしらえた疫病神(悪魔)だと考えます。そう解釈すると色々なことがぴったり辻褄があうので。
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7ヶ月超の漂流を終えて、病院のベッドで過去を振り返って、
自分(パイ)に耐え難い苦しみを与えた要素をすべてひっくるめたもの=〈疫病神〉を想定して、それにハイエナの形を与えたのだと思います。

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ヒント集(本ブログの2013-10-30)でも書きましたが、同じ危険な肉食獣でも、虎は迫力・魅力を持った存在であるのに対して、ハイエナは…はっきり言って△の付けようが無いというか……
リアルハイエナのファンの人がいたら申し訳ないけど、ハイエナってやっぱチンピラとか小悪党のイメージでピカレスクヒーローになりようが無いと思うんですよ、一般的に。

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パイが〈疫病神〉に具体的な形を与えるとき、危険でやっかいで、そのくせ褒めるとこ1コも無いような生き物を選んだのは、〈パイを苦しめた様々な要因〉の中に、パイ自身の弱さ・欠点も少なからず含まれていたからだと思うんです。
リアルタイムの漂流中の苦しみだけでなく、生還した後の病院のベッドで後悔や自己嫌悪自己批判に苦しめられた。

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〈パイに耐え難い思いを味あわせた要因〉はたくさんあります。人間や生き物由来の要素だけでなく、容赦なく照りつける日差し、船酔いの吐き気、負傷した兄を手当してあげたくても満足な医薬品も無い物資の欠乏、先が見えない不安感 等々 さまざまです。
パイにしてみればアーナンディと引き裂かれたときから不運の連続で、「みんな父さんのせいだ」という不満がくすぶっていたはずなんです。
病室で保険屋さんに追求されて、急遽『コックの話』を語ったときは、1977年6〜7月上旬の心境を再現し、父を悪役コックに仕立てあげて話を作った。
でも実際には、もう父を悪くは思っていない。7ヶ月超のサバイバルで強く大人になって、父のせいにしていた過去の自分の弱さをシビアに見ることができるようになって、それ故に一層苦しみを味わう。

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『コックの話』の中で、亀を取り逃がしたくだりを話すとき、パイは本当に辛そうです。自分が亀をちゃんと捕まえていれば、父に殴られることもなかったし、母が父に抗議することもなく、そして……
そういう後悔の辛さもハイエナ=〈疫病神〉の中に集約されているのだと思います。

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それにスクリーン上のハイエナの描写は、反抗期で荒れている若者の“理由無き反抗”みたいです。ドカドカ走り回ってパイやオレンジジュース(長くてめんどくさいから以下 蜜柑汁)をビビらせたかと思うとゲーゲー吐くし、蜜柑汁を殺した後も、自分の前足をガジガジ噛むし、お前はいったい何をどうしたいんだと言いたくなる。未熟な弱さで周囲を傷つけ、自分自身をも傷つける姿だと思います。
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でも、だったら、「ハイエナはパイの弱さ・反抗心」でいいのでは? と簡潔に定義したい誘惑にかられます。
が、そんなふうに雑に言い切ってしまうと、すぐにあちこち辻褄があわなくなって破綻するんですよ。
「えんしゅうは ちょっけいの やく3ばい」と説明するようなもので、わかりやすいようでいてその実、誤差だらけで役に立ちません。3.14の近似値だって誤差が生じて精密機械の設計には使えないのに「やく3ばい」では子供の紙工作だって無理ですわ。

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スクリーン上でハイエナが実際に何をしたかといえば(いろいろやらかしてくれましたが)、シマウマを生きながら喰らい、蜜柑汁を噛み殺しました。
でもパイの弱さが兄・母の命を奪ったわけではない。過失致死じゃないし、ましてパイは兄を喰い殺したりしてないんです。

(パイが、弱さゆえに飢えに負けて兄を喰った とか、こじつけたがる人もいるかもしれないけど、無いから。そーゆーの。絶対。
海亀をシメるどころか捕まえることさえできない気弱な菜食主義者がどうやったら兄を喰い殺せるんだ。それにあの時期はまだビスケットいっぱいあったし)
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じゃあ負傷した兄ラヴィを喰い殺したのは? ラヴィがまだ生きてて意識のあるうちから、彼の肉体を喰い漁ったのは?
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誰? ではなくて、何? と問えば答えは明白。.
傷口に湧いた無数の蛆です。シマウマの顔の周りに蠅が飛んでましたでしょ
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蠅を追い払うこともできないほど弱って身動きとれない生き物には、あいつら遠慮容赦なく、目にも鼻にも耳にも口の中にも卵を産みつけるんですよ。
古来より戦場で半死半生の負傷兵は、カラスや野犬に襲われ喰われることもあったろうけど、それより何より、蠅に卵を産みつけられて、蛆に喰われながら長い苦しみの果てに死んでいった。
その正視に耐えない残酷さ、地獄の光景から、邪悪な力を感じ取った人々は、蝿も悪魔の一部と位置づけ、やがては〈蠅の王:ベルゼバブ〉という強大な魔王を創作しました。

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ラヴィの傷口にも蛆が湧いて、肉体をどんどん消化していった。けど、パイはそれに対して何もできなかったんです。
ハイエナがシマウマに襲いかかったとき、パイは「やめろ!やめろ!」と言うばかりで何もできない。それどころか、あのシーンではどんどん後ずさっていくんです。へっぴり腰でもオールを武器代わりに構えて一〜二歩前進…とかじゃないの。凄惨な現場から少しでも遠ざかりたいみたいにどんどん後退していくんです。ロングショットのシルエットだけでサラッと描いてありますけど。

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↓立ち上がるのかと思いきや…

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→→→後退

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→→→後ぉぉ退ぃぃぃ

No!No!とか言ってんじゃねーよ
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長男の手当をしたのは母ジータです。
パイには無理。ゲロの掃除すら自分から進んで「やる!」と言えなかったくらいだもの。膿だらけの傷口に触れて、這いまわる蛆を一匹一匹つまみ取る作業があの頃のパイにできるはずがない。むしろ見るに耐えないって顔をそむけちゃったんじゃないかな。蛆がわくとものすごい汚臭が漂うし。船酔いの吐き気と相乗効果で、何もできずに吐いちゃったと思う。
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母性の蜜柑汁は、勝てないまでもハイエナ=〈疫病神〉に一撃はお見舞いしましたよね。
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ただ、ジータが懸命に蛆を取り除いても後から後から湧いてキリがない。蛆は取り除けても細菌がラヴィを蝕む。破傷風とか、そこまで毒性が強い菌じゃなくても血流に乗って広がれば敗血症で助からない。
ラヴィを救うために一番よいことをしたのはサントッシュです。なんとか一命を取り留めることを願っての脚切断で、安楽死のつもりは毛頭なかったけれど、で、願いむなしく結局は助けられなかったけれど、優柔不断に手をこまねいていたら、ラヴィの苦しみはもっと長引いて、もっと忌まわしい死になっていたにちがいないんです。
その父の決断も当時のパイには「ラヴィに害を与えた」ように見えてしまっていて、だから『コックの話』では、脚を切断したことと船員(=シマウマ=ラヴィ)が喰われたことが混同されている。
一方『虎の話』では〈虎=生き抜くための力=サントッシュの決断力〉と〈ハイエナ=疫病神〉は識別されています。
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それと、「ハイエナはパイの弱さ・欠点」と安易に定義できないもう一つの理由は、リチャパがハイエナに飛びかかってハイエナが姿を消した後でも、パイは夜通し泣いているからです。
「ハイエナ=パイの弱さ」という前提で作品が作られているなら、ハイエナがいなくなったとたんパイは強さを発揮しなければ辻褄があわない。
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〈パイに耐えがたい思いをさせた諸々の要因をひっくるめたもの〉
  ↓
〈疫病神=ハイエナ=諸悪の根元〉
  ↓
〈全部お前が悪い!という責任転嫁(八つ当たり)の対象〉
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〈疫病神=ハイエナ〉は、ストレス解消用の精神的なサンドバッグであり、逆説的な〈ライナスの毛布なんです。
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〈ハイエナ〉が〈虎=生き抜くための強さ〉に粉砕されて姿を消した
  ↓
〈疫病神〉に責任転嫁して八つ当たりで気を紛らすことができなくなった。
  ↓
〈安心毛布〉を取り上げられた子供が一晩中泣いている
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……と考えれば、そのあとのシーンにもすんなりつながっていくんです。
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一晩中泣き明かした後、朝日の中でパイの信仰(神に向き合う態度)は一段階成長する。
「神様助けて!悪魔をやっつけて!」という幼い信仰から、「神様 僕がんばります 見ててください」に変わるんです。
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災厄を悪魔の仕業と思い込み、神に救いを求める「苦しいときの神頼み」レベルから、避けようのない災厄を受難・試練と解釈し立ち向かう「神は自ら助くる者を助く」にステップアップする。
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この、神と向き合う姿勢の変転が、後半の嵐のシーンにもつながっていくのですが、今、その話を始めると収拾がつかなくなるので 後述
中年パイは『虎の話』が『神の話』でもある と言ってるけれど、宗教の話とは言ってないんですよね。自分一個人が神様とどう向き合うかであって、どこの宗教団体が掲げるなんという名前の神様かという話ではないんです。
それと、嵐のシーンではほんのわずかの間にパイの言動がころころ変わる。「神を讃えます!偉大なる神よ!」の1分後には「なぜ虎を怖がらせるのですか。僕だって何もかも失ったのに」とか恨み言をゆうしー
アニマルと漂流する冒険物語のつもりで見ていると全く意味不明でわけわから〜ん となってしまいます。
漂流を終えて、227日間を俯瞰して、信仰の変転を凝縮して語っているから ああなるんです。
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リチャパがハイエナに飛びかかるシーンに話を戻します。
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パイの怒りが頂点に達したとき、足下から虎が飛び出すんですから、ふつーに考えれば「虎はパイの怒り、攻撃性」
と思ってしまいますが、この映画の場合はふつーなところに答えは落ちてないんです。
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兄に続いて母を失ったとき、パイは逆上して、「みんな父さんのせいだ!」と悪態をついたと思うんです。くすぶっていた父への反感がとうとう表に出てしまった。
んで、ぶん殴られたと思うんですよ。
躾のための体罰のような殴り方ではなくて、ヘタレの青二才が楯突いてきたのでぶちのめした、みたいな、雄同士の争いの幕開けだったと思います。サントッシュだって愛妻に死なれて気持ちに余裕なかったと思うし。
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右足の踏んばりがきかないと腰の入った体重ののった右ストレートって打てないと思うんですが、フックなら、がっつり鍛えてあれば腕の力と上体のひねりだけでも結構な威力になるはずで、逆上パイは親父さんの右フックであえなく撃退されたと思います。
スクリーン上では、リチャパがハイエナに飛びかかった直後、パイに向き直り(この時点でハイエナは消えてま〜す)、パイはオールを構えて対抗しようとするけど、リチャパの右で簡単にオールをふっとばされてしまいます。
猫族の前足の攻撃って、俗に猫パンチって言われますけど、腕の使い方からいって、厳密にはフックやジャブだと思うんですよね。1ストロークでパンパーン!!て、ものすごい早さで2発打ってきますもんねあの人ら。
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炸裂! リチャパの右!

でれっき!!とか口走ってみる
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あと余談だけど、サントッシュは若い頃からかなり喧嘩修行してたと思うな。一度も喧嘩に勝ったことがない奴にあの迫力は出せんわ。脚のハンデを差別されるたび突っかかっていって、何度も負けて、でも負けなかった。
そういう役作り。たぶん。
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というわけで、「ハイエナは誰?」というコメントへの回答としては、
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「誰でもない。パイの空想の〈疫病神〉=責任転嫁の対象
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となるわけですが、↑この説明だけで誰が納得するというのか?
字数が少なければ分かりやすいってもんじゃないしー
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私だって、映画1回目みた直後(2013/02/02)に、「実は家族で漂流したんだよ」とか、「ハイエナはパイが空想でこしらえた疫病神」とか言われたら、「はぁ!?」ってケンカ腰で否定してたと思うし。
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けど、理解できないからってすぐに作品のせいにして駄作呼ばわりすんのは自分にとっても損だと思います。
あと、わからないことをすぐ神秘に結びつけてワケわからんから高尚だ、答えを出してはいけない作品だ、とかいうのも、自然災害を竜神様の怒りだの炎の神の祟りだの天罰だとか言って片付けるのと同レベル。
何でもかんでも科学で説明できるってもんじゃないけど、理性で解明できることもある。
目に見えない大切なこと(本物の神秘)は消去法でつかむしかないんです。
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で、1コメの返事に5千字超費やしてるさなかに、また次のコメントが来やがりましたよ。
ンもう〜お客さんたらせっかちね。↓
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投稿者:たこすけちん様 2014/09/03 18:19
映像を見直すと救命ボートに配膳係がいるんですよね。
落ちるときに消えますが。
でも船員はボートに乗らずに船の上から叫んでるんですよね。
こういった事が何の証拠にもならない気もするんですが、
最初にすれ違ったシマウマは兄で、ハイエナは配膳係なのかと思いました。お父さんは船で死亡で、お母さんはオラーウータン。

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それだとなんとなく辻褄が合うんです、私的には。
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てか、これコメントとか質問じゃねえだろ、挑発か?挑発だな!?
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一投目のコメントでは
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イッキに全部読みました
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とかうれしがらせておいて、
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ハイエナが配膳係………それだとなんとなく辻褄があう
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とか〜〜〜、
まあいいや、渡りに舟だ。
真相1(2014/01/25)では、一家4人での漂流、と大急ぎで結論から入ったので、嵐の甲板のシーンをはしょったのは確かに説明不足。
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甲板でジェラドパ@コックが「飛べ!」って叫ぶんですよね。誰に?

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【マニラを出て4日目】のシーンから、もうパイの創作の中なんです。この甲板のシーンもね。
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続く
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